<Header>
<Author: 韋應物>
<Title: 登樓寄王卿>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 樓（ろう）に登（のぼ）って王卿（わりけい）に寄（よ）す>
<BookPage: 317>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
踏閣攀林恨不同，
楚雲滄海思無窮。
數家砧杵秋山下，
一郡荆榛寒雨中。
<End Poem>
<Translation>
中央にあって臺閣に登り活躍するにしても、林下に隠れて清遊するにしても、いずれにせよ、昔のようにあなたといっしょにおれないことが殘念です。高樓に登ってあなたのことを思う。西は楚國の空に浮かぶ雲、東は果てしもない海原がつづく、この土地は邊鄙な田舎です。見渡せば、秋も深く、山の下に散在する人家では、あちこちで砧うつ聲がきこえ、この郡内いたるところ荊の茂みがつらなり、さむざむとした雨のなかにぬれそぼっていてわびしいこと。
<End Translation>
<Formatted Translation>
中央にあって臺閣に登り活躍するにしても、林下に隠れて清遊するにしても、いずれにせよ、昔のようにあなたといっしょにおれないことが殘念です。高樓に登ってあなたのことを思う。
西は楚國の空に浮かぶ雲、東は果てしもない海原がつづく、この土地は邊鄙な田舎です。
見渡せば、秋も深く、山の下に散在する人家では、あちこちで砧うつ聲がきこえ、
この郡内いたるところ荊の茂みがつらなり、さむざむとした雨のなかにぬれそぼっていてわびしいこと。
<End Formatted Translation>